不登校生への取り組み



「家庭教師の愛光」では、これまでに不登校の生徒を、数え切れないくらいたくさん担当してまいりました。
正直言って、再び学校に通えるようになった生徒は、数え切れないくらいたくさんおります。
また反対に、卒業まで学校には通えなかった生徒も、数え切れないくらいたくさんおります。
不登校を始めるきっかけ、またその原因や理由、そして不登校後の行動や回復のきっかけは、子どもによってさまざまです。
これは、愛光の家庭教師が経験した一つのケースです。

 
その子は、中学1年の女の子でした。
1年生の10月より、愛光で家庭教師からの指導を開始しました。愛光に指導の依頼を頂いたときには、もうすでに中学校には通うことが出来ない状態でした。
始まりは、5月の連休明けからだったそうです。
その日は、朝起きてから、浮かない顔をしていたので「どうしたの」と母親が聞くと「お腹が痛い」ということでした。
そのとき本人が、「1日休めば大丈夫だから」というので、全く疑うこともなくその日は学校を休ませることしました。
その1日、学校のある時間は寝ていたのですが、夕方になるとおさまったようで、元気になったと思いほっとしたそうです。
しかし、翌日も、朝学校に行く時間になると、また同じように腹痛を訴えてきました。
結局23日休ませたのですが、同じ状態が続いていたので、母親は変だなと思い「学校へ行きたくないの?」と問いただしました。
すると、本人の態度は突然反抗的になり、それから部屋に閉じこもる毎日が始まったようです。

その日からは、何を言っても学校には行かなくなり、自分の部屋に引きこもったままだったようです 。

お母様からご相談を受け、愛光の指導員が、ご家庭を訪問させていただいたときも、もちろん本人が部屋から出てくるといった様子はありませんでした。
ご両親と相談させていただいた結果、愛光の指導員からの提案を受け入れていただき、妹さんと2人グループで家庭教師の指導を始めることになりました
最初は、もちろん参加をしてもらうことなど出来るはずはありません。それでも先生は、授業日には欠かさず、その子の部屋の前までいき、声をかけました。
もちろん返事などしてくれるワケもないのですが・・・。この頃、家庭教師が訪問すると、お母さんの目は、いつも、真っ赤にはれていたそうです。それから、先生は、指導場所を、彼女の部屋のすぐ隣に移しました。 妹との指導を、彼女に聞かせたかったからです。そんな指導を1ヵ月ほど繰り返していたある日、指導をしている部屋の扉が、そぉーと開きました。なんと、彼女が覗き込んできたのです。その日から、10分程度ではありますが、先生の指導を受けてくれるようになりました。
 
その後2ヶ月ほどで、全ての時間、指導を受けてくれるまでになりました。 

それから1年後。2の終わり頃からでした。
ついに、中学校に通い始めたのです
最初は、別室で授業を受ける、別室登校でした。

結局、始めは別室で授業を受けていたようですが、別室にはそんな子がたくさんいたようで、それが嫌だったのか、しばらくたつと、教室で授業を受けるようになったようです。
結局、彼女は、家庭教師を、中学3年の終わりまで続けてくれました。
その後、公立の高校に進学することが出来ました。
これは、大成功したケースだといえます。


不登校にもいろいろなケースがあり、全てがこのようにうまくいくわけではありません。
この子の場合は、

@家庭教師が、根気よく付き合ってくれたこと。
A家庭教師が、姉のような役割を演じ、悩みを聞いたり体験談を話してくれたこと。
B家庭教師による学力の維持をはかっている間に
両親が学校での問題(いじめ)に取り組んでくれたこと。

が成功した理由だといえます。
家庭教師の指導は、進学指導のためにだけあるわけではありません。
学校に通えない生徒のために、悩みを聞く相談相手になったり、兄や姉のような頼れる存在として、友達や他人との付き合い方について教えてももらったりすることもできるのです。

 
 

私たち「家庭教師の愛光」は、この子が大人になったとき、「家庭教師に教えてもらったことが、人生にとってなくてはならない出来事だった」と感じてもらえることが最高の幸せです。
家庭教師による指導を、是非一度ご検討ください。

 
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